従来品との比較
従来のラボ用電源
実験室では、供試ボードへの実験室では、
供試ボードへの電源供給用として、出力電圧範囲の広い
据え置き型直流安定化電源が使われています。
当然のことながら実験専用機です。
BDG-200シリーズ
ベルニクスの実験用汎用型直流安定化電源は、そのまま試作、量産まで使える小型のデジタル制御電源です。従って、
- 電源設計費が不要
- 実験では何も問題が無かったのに量産機
ではダメ、ということがありません。
BDG-200と従来の実験用直流安定化電源との比較表
従来の電源用直流安定化電源 | BDG-200 | |
---|---|---|
形状 | 大型 実験専用 (量産製品用の電源は別途設計) |
小型 そのまま量産製品に組み込める (電源設計不要) |
出力電圧範囲 | OVから動作 | 5V±15%,12V±15%,24V±15% ユニットの選択、直列接続、並列接続による バリエーションにより実験用直流安定化 電源として対応 |
自然空冷 | 広範囲な環境に対応 | 広範囲な環境に対応 |
多チャンネル | 多チャンネルにより外形幅が増大 | 省スペースで多チャンネルに対応 |
過電圧・ 過電流制限値の設定 |
可変 | PMBusコントロールで可変 |
出力立ち上がり時間 | 固定 | PMBusコントロールで可変 |
特徴
主な特徴
- 小型、高機能、セミカスタム
フルデジタル制御により実現 - 並列接続による電流増加
例:5Vユニット(14A)を 3並列で37.8A - 各種設定、状態モニター、遠隔操作
PMBusにより可能 - 入出力間耐圧
AC 3KV
定格
形名 | 入力電圧 Vac |
出力チャンネル 数 |
出力電圧 Vac |
出力電流 A |
出力電力 W |
効率 %(typ.) |
---|---|---|---|---|---|---|
BDG-200 | 85~264 | 3 | 5(4.25~5.75) | 14 | 216 (3出力計算) |
87 |
12(10.2~13.8) | 6 | |||||
24(20.4~27.6) | 3 |
出力ユニット組み合わせ例
1台のBDG-200に、自由な組み合わせで出力ユニットを3つまで搭載可能。
各出力ユニットは絶縁されている為、直列、並列接続が可能。
※ 並列接続時、各ユニットの出力電流は定格の90%までとする。
接続・操作方法
コンセントからのACラインをCN1に接続します。
CN2からUSB-PMBus 変換ボードを介してパソコンに接続します。
説明動画
PMBus通信による出力電圧、出力電流モニター
PMBus通信による出力電圧変更